今回はバルブの取り付けたので紹介します。
バルブのキールへの取り付け
バルブの取り付け前後位置も決まったのでキールにバルブを取り付けていきます。
まずはハルから取り付け寸法をキールに移して
そのうえでキールの位置をバルブに移して
バルブにキールが差し込まれる溝をバルブに彫っていきます。
相手が鉛なのでカッターナイフでケガいてその内側を少しづつ彫っていくといった作業になります。
自分は彫刻刀でコツコツと彫って出来るだけ余分に鉛を削りすぎないように彫っています。
大きいところはリューターとかも使えるとは思いますが鉛が砥石や刃の逃げを埋めてしまいやすいので回転数はあまり早くできません。
で想定の深さに近くなったら取り付け用のネジ穴をあけてねじ止めします。
とりあえずバルブがキールに固定出来たらハルにキールを取り付けして
やっと船台に乗せて自立するようになりました。
バルブの取り付け位置の確認。
再度水に浮かべて想定通りの角度、位置で取付が出来ていることを確認。
喫水は大丈夫そうです。
水槽に浮かべてドラフトを調整して規定値以内のドラフトとなるよう調整していきます。
今回もシューグーでバルブをコーティングするつもりなのでその分の厚み(0.5mmぐらいでしょうか)も考慮してドラフトを調整していきます。
シューグー
今回は黒です( ^ω^)・・・。
買いに行ったら白は無かったので・・・。
調整が終わったらバルブの取り付け位置を再度確認して取り付けネジを固定して芯出し。
キールとバルブがねじれて付いたりしていないことを確認して良ければ固定します。
固定が出来たら再度船に取り付けしてドラフトを確認。
家の外に水槽があるので風が無い時を狙って作業していたので写真はありません。
問題なければ先端と後端の真鍮の丸棒を切り取ってしまいます。
やっとバルブの取り付けが出来ました( ^ω^)・・・。
記事
R0.0 新規作成 2023.12.12